Event Report
2011.11.03 (木)
海女さんを求めていざ相差町へ!

六本木農園の人気イベントのひとつでもある「東京晩さん会」。
それぞれの地域の食文化や方言、歴史を、県の出身者が自慢したり
懐かしく思いながら食事を楽しむ時間をつくりたい!と、これまで
大阪、沖縄、富山にスポットを当てて開催してきました。

4回目はどの県のどんな文化を紹介しようか...と考えていたところに
飛び込んできたのが「海女文化を世界遺産に!」という三重県からの熱烈な声!

「海女さん!?」

海女さんと聞いてまず思い出したのは中学の修学旅行。
鳥羽市で海女さんの漁の様子を見学するという項目が、雨女のせいか
大雨洪水暴風警報によって流れてしまったという苦い記憶...。
これはもう一度あの頃知りえなかった海女文化について、出合うきっかけになる!
と確信し、今回の「東京晩さん会」のホスト県となる三重県へ行ってきました!!

取材を受け入れてくださったのは、鳥羽市から車で約20分の場所にある
半農半漁の町・相差(おうさつ)町。

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ここでは現在も元気な海女さんたちが、数千年とも言われる伝統を守りながら
原始的な漁を続けています。
聞けば、全国には2174人(2010年調べ)もの海女さんがいるうち、半数となる
973人が三重県の伊勢・志摩地域で海とともに生活しているとのこと。
伊勢神宮にアワビを奉納しているという海女さん。とても神聖な存在でもあるんですね。

RIMG5003.JPG

RIMG5021.JPG神秘性のある一面を持ちながら、実際の海女さんはというと...
RIMG5060.JPGのサムネール画像

RIMG5230.JPG

 

RIMG5252.JPG朝からパワフルに働く!しゃべる!!
「夫(ととう)ひとりを養えんで一人前の海女とは言えん」という言葉があるそうで、
女性は働いてなんぼ!という風習が根づいているのです。
(今回は海女さんの漁は見れず...残念。)

相差には立派な観光海女小屋があります。ここでは現役の海女さんも働いていて
あっけらかんと話し、笑い、てきぱきと動く女性たちは見ているだけでも元気がでます。

相差町でもうひとつ有名なのが、神明神社の石神さん。
RIMG5030.JPG古くから海女さんが「女性の願いを必ずひとつ叶えてくれる」と、密かにお参りし
信仰してきた場所です。
いつのころからか「訪れると幸せになれる、願いが叶う」と女性の観光客も増えて、
休日には遠方からも多くの参拝者が来られるそう。
今回の「東京晩さん会三重県鳥羽市相差町」では、この石神さんから持ってきていただく
お願い用紙を設置します。みなさんの願いを書いた紙は相差へと戻り、石神さんに納めて
いただけるようになっているのです!女性の方、お見逃しなく!!

さてさて、石神さんへと続く道。
昔は重りとして持って潜ったとされる石は、いまは"現役海女さん"のしるしとなって
お家の前に置かれています。

RIMG5032.JPG格子模様と星のマークは"ドーマン""セーマン"といって海の危険や怪奇現象から
海女さんの身を守るおまじないに欠かせないもの。
ドーマンは魔の入る隙間がない、セーマンはひと筆書きなので潜っても必ず戻ってこれる
という意味があり、さまざまなものに使われているマークだそうです。

美しい海に囲まれ、海女という特別な存在が至るところで感じられる相差町。
元気な女性たちの笑い声がとっても印象的な場所でした。
RIMG5158.JPG(↑お願いして、漁船に急きょ乗せていただくことができました!荒波~!)

相差晩さん会の目玉はなんといっても六本木農園YARDでの「海女小屋再現」。
現役海女さんがサザエやカキを浜焼きし、海女について語ってくださるという
スペシャルな機会をつくれることになりました!
"説法覚悟の海女ナイト"。これは本当に、体験しなきゃ損ですよ!!

東京晩さん会 vol.4三重県鳥羽市相差町編 詳細へ



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